新しい生活様式の中で、最も多くなってきているのがオンライン上でのコミュニケーション。人との接触を避ける為、企業ではteamsやzoomなどを活用しミーティングを実施する一方で、仕事以外では飲み会もオンライン上でおこなうオンライン飲み会が主流になってきています。時間や場所を問わずに開催できる反面、その誘いに嫌気をさす人が急増し、オンラインハラスメントやリモートハラスメント(リモハラ)なんて言葉をよく聞きます。
目次
1.オンラインハラスメントになる行動とは?
昨今なんでもハラスメントをつける風潮になってきており、なんでもない行動一つでハラスメント扱いになり生きずらい世の中になってきています。実はオンラインでもハラスメントと呼ばれる行動があります。
①しつこすぎる誘い
未だに世の中はコロナの影響で自粛ムードの為、自宅にいる時間が多く、オンライン飲み会は基本自宅でおこなう人が多く開始時間が多少遅くても開催でき、場所も自宅なので断りづらいという意見が多いです。
例えば、今まで通り居酒屋などで飲み会であれば、「来週は予定がある」とか「今日は残業で行けない」など時間や場所の制限があるため、断りやすかったけど、オンライン飲み会は自宅で行う前提なので、時間や場所の制限がなく、むしろ終電など気にしなくていいから遅くの開始でもいいから、やりたがる人がいてしつこすぎる誘いがあります。これはその人との関係性次第では断りずらいので、誘う側の人は相手との温度差をLINEなどから読み取り無理強いはしないようにしましょう。
②日記のような会話
オンライン飲み会に誘ってくるということは、それなりに気心の知れた仲ということかもしれないですが、わざわざ家でゆっくりする時間を割いているのに、最近あった出来事を一方的に報告するような日記のような会話は聞いている方は疲れます。特に1対1だと聞き手に徹するのは本当に辛いです。大体このような例は誘ってきた側が聞いてほしいがために実施するケースが多く一方通行的なコミュニケーションになることになり非常に辛くなります。
③咀嚼音の嵐
普通に食事をしていれば多少なりともなる咀嚼音もスピーカーを通すことで、不快な音になります。最近ではYouTubeなんかで咀嚼音の動画などありますが、わざわざオンライン飲み会で咀嚼音は聴きたくはないです。特に上司など中年男性の食べている姿や音を画面やスピーカーを通してまで聞きたくありません。
④沈黙の時間
これは誘う側、誘われる側ともに感じるとは思いますが1対1でオンライン飲みをやっている時に、急な沈黙があります。さっきまで普通に話していたのになぜか気まずくなり、なんとか間を繋がなくちゃ!という考えになりなぜかオンライン飲み会の方が気づかれするパターンがあります。自宅で飲んでいるのにも関わらず気疲れするなんて嫌ですね。
⑤終わりの時間が見えない
自宅にでおこなわれるオンライン飲みは終電やお店の閉店時間を気にする必要がないので、ついつい話してしまいます。なので話をする人は良いのかもしれませんが、聞き手の人はいつ終わるんだろうこの飲み会は。。なんて思ったりします。僕の周りでもオンライン飲みで4~5時間くらいやったなんて話を聞きますが、1対1だとこれはきついかもしれないですね。
2.上手に断る方法
やはりYESだけでなくNOといえることが大事なので、相手の気分を害さない断り方を教えます。
①両親(親族)がくる
やっぱりこれが一番ではないでしょうか。さすがに自粛ムード中に友達がくるだと良くないので両親(親族)が家にくるていにするのが無難ですがさすがに毎回使うのは無理なので一回だけにしましょう。
②体調が悪い
この理由を言われたらさすがに強引に誘うことはないとおもいます。しかし来週の予定とか先の予定を聞かれた場合は使えないので当日のドタキャンの際に使ってください。ただ時期が時期なだけにコロナを疑われないようにしてください。
③ネット環境が悪い
これは企業のオンライン会議でもネット環境が不安定で離脱する人や、フリーズすることもあるのでかなり断れるかもしれないですね。また、15分くらい参加して途中で「あれ、全然聞こえない。」的なネット環境が悪い風を自作自演で装えば短時間で仕方なく終了できます。
3.まとめ
オンラインでのコミュニケーションが日常化してきた事により、月に一回も飲みにいかなかった人が積極的に誘ってくるようになり、新しい生活様式の中で、新たなハラスメントやストレスを抱える人が急増しています。誘う側も自分の欲求だけをはけるのではなく、相手の気持ちを考えることがリアルでもオンラインでも大切なことだと思いますので、嫌われないように気をつけましょう。
コメント