大卒で入社して8年くらいたてば、30代になり後輩ができ中堅扱いになります。そして20代の時より仕事量が増えも働き盛りの年代に突入してきます。そんな中、個人の売り上げが上がらず伸び悩んだり、後輩に成績を抜かれたりとモチベーションも上がらないことがありスランプに入ることもあると思います。でも30代サラリーマンも仕事に対する考え方をちょっと変えるだけで評価がグンと上がります。
1.仕事を頑張るのではなく「こなす」に意識チェンジ
20代や若い社員には管理者が付いてしっかり成長させて、間違っていたりすると教えたりします。しかし30代にもなると仕事に対してある程度のルーティーンワークは何事もなく遂行することが求められます。必要なのは安定感なのです。
①安定感
サラリーマンが求められる安定感とは、「この人に任せておけば大丈夫」という信頼になります。新卒で入社した時より成長しているのは当たり前なので、新卒の時のように「頑張る」という意識ではなく、ほぼ無に等しい状態で仕事をこなすことが大事です。安心感のある人には、他にも並行して仕事をしてほしくなりますので、周りからは仕事ができる人という風に思われます。仕事量が増やせれば必然的に個人の売り上げも上がるので、評価は非常に上がると思います。
②広い視野
若い世代の働き方は勢いで仕事をすれば、上司から「頑張っている」という見え方で評価が上がりますが、30代で同じ働き方をしていると成長が感じられなくなります。なので勢いで目の前の仕事をこなすのではなく、一歩引いて俯瞰で物事を見れる視野の広さが必要になります。
今までは、「これでOK」という仕事も、一歩引けば「ここは、こうした方が効率的だ」とか「こっちの方が利益が出せるのでは?」細かなクエッションが生まれ仕事の制度を上げることができます。
③指示を深堀する
言われたことをただするのではなく、その先の答えに対してどのようなメリデメがあり、またリスクがあるのか?などを考えたうえで、指示を遂行することが上からの評価につながります。1つのワードから複数の可能性を導き出し、一番良い結果に繋げることができることが大事です。
2.気をつけるべきこと
上記の3つに考え方を変えていくことは非常に大事ですが、気をつけなくてはいけない事もあります。
①片手間の流れ作業にならない
複数の業務をこなすにあたり、比重が軽い方の業務を適当にこなすことはミスに繋がるので「ほぼ無に等しい状態」と言いましたが、正確な作業は必須です。
②考えすぎない
広い視野や指示を深堀するとありますが、考えすぎると作業スピードは急激に落ち仕事だけが溜まっていきます。あくまでも無駄に考えすぎないことが大事です。早いリターンがほしいのに考えて考えて価値のない答えを導き出さないように、大事なこととそうでないことをしっかり洗濯してから考えましょう。
③パンク(自滅)しない
③が一番大事なことです。
考え方を変えることが大事と伝えましたが、自分がパンクしてしまったら意味がありません。あくまでも自分に余裕がなければ無理してやる必要はないと思います。まずはに自分のペースでできることから徐々にはじめていくことが大事です。
最後に
30代は働き盛りの大切な時期です。20代で頭角を出し、同期に差を広げられてしまうこともあると思いますが30代に入り、意識を変えていけば追いつき追い越すこともできます。一つの事に対して様々な角度から見ていけば自ずと見えてくるのではないでしょうか?そのためには一生懸命20代で仕事を頑張り経験を積むことが大事ですので、是非、伸び悩んでいる人は考え方を変えてみてはいかがでしょう。
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